夏は休暇を利用して旅行に出かける人も多いかと思いますが、旅行をするにも費用の面が気になりますよね。今年から消費税が8%になりましたが、増税によって旅行の予算は変わったのでしょうか?
調査元:ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ
調査対象:20代以降の男女1,200人、一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)対象
■増税なんて関係ない? 国内旅行の予算を増やす傾向
Q.去年に比べて、今夏の国内旅行にかける予算は変わりましたか?
2倍以上増やす 3.2%
少し増やす 20.8%
消費税増税分を上乗せする 14.7%
去年同様 52.9%
少し減らす 7.3%
半分以下にする 1.1%
「去年同様」の人、「増税分のみ上乗せ」の人を合わせると67.6%と、皆さんあまり大きくは変わっていないようです。
ところが、予算を増やす人は、「少し増やす」と「2倍以上増やす」を合わせて24%、減らす人は、「少し減らす」と「半分以下」を合わせて8.4%となり、どちらかというと増税にもめげず、予算を増やす人が多いことがわかりました。
■特に50代は財布のヒモがゆるみまくり!
次に世代別・性別の傾向を見てみましょう。
予算を増やすと答えた人(倍以上増やす、気持ち増やす、増税分は増やす)は、各世代各性別でこのように出ています。
20代男性 43.7% 20代女性 34.3%
30代男性 33.8% 30代女性 35.6%
40代男性 30.0% 40代女性 30.6%
50代男性 44.7% 50代女性 49.2%※60代以降は省略
もっとも割合が少ないのは、40代男性の30%、次いで40代女性(30.6%)、30代男性(33.8%)の順でした。
子育てにお金がかかったり、住宅ローンの返済をしたり、何かと生活費がかかる年代なのでしょうか。厳しいですね。
一方、対照的に50代は太っ腹な人が多い模様。
ちなみに、省略はしましたが、60代、70代も50代ほどではないですが現役世代(30代、40代)よりも消費傾向が強いみたいです。
また、全般的に女性の方が消費傾向は高いようですね。
旅行先として多かったのは、「温泉」の35.1%、「名所・旧跡巡り」の22.0%。
特に温泉は全世代で人気を集め、20代女性をのぞくすべての世代で1位でした(20代女性の1位は「名所・旧跡巡り」)。
皆さん、この夏は温泉につかって、増税のストレスを洗い流してください!